こだわりの素材選び
CI-VAの製品は、基本的に「イタリア植物タンニンなめし革協会」に加盟するタンナー(革の製造卸業者)が生産するトスカーナ産植物タンニンなめし革に限られます(一部カラーによって例外もあります)。「イタリア植物タンニンなめし革協会」はトスカーナに本社と工場を構える中小のタンナーで構成されており、加盟するタンナーは、高価で貴重な原皮を化学物質を一切使用せずに植物タンニンだけでなめす伝統的な手法を用いています。
時間と手間をかけてなめされた革は、人や環境に優しく、さらに永年使い込むことにより手や体に馴染み、深みある色合いに変化していきます(特に「カラー/Natural」 は全く染色していないので、変化が顕著に現れます。日本ではヌメ革と呼ばれます)。
CI-VAの革製品には、協会の基準を満たした革である証明である「PELLE CONCIATA AL VEGETABLE IN TOSCANA(トスカーナ産植物タンニンなめし革)」の商標タグが付属します (一部例外もあります)。日本市場において、このタグが付属するメイド・イン・イタリーのバッグは非常に珍しく、CI-VA製品の希少性を証明しています。
高い品質を維持するだけでなく、地域の伝統と産業に誇りを持ち、土地の持つアイデンティティーを尊重したものづくりこそがCI-VAの最大の魅力です。
イタリア植物タンニンなめし革協会
イタリア植物タンニンなめし革協会は1994年に、伝統的な植物タンニンなめし革を世界に発信する目的で作られました。現在ではトスカーナに本社と工場を構える20以上のタンナーが加盟し、伝統的な手法を用いて、高品質の植物タンニンなめし革を生産しています。協会はトスカーナ産の植物タンニンなめし革の独自性を明確にし、かつ維持する目的で、「PELLE CONCIATA AL VEGETABLE IN TOSCANA(トスカーナ産植物タンニンなめし革)」の商標を作成し、管理しています。
保証証明の商標タグは、製品を識別するために一つ一つナンバリングされて登録されています。
「PELLE CONCIATA AL VEGETABLE IN TOSCANA」のタグは、製品に使用されている革が高品質のトスカーナ産植物タンニンなめし革であることの証明であり、加盟するタンナーの職人たちが、トスカーナの地で昔ながらの職人気質を頑なに守りながら、伝統と技術革新の両立を掲げて作業していることを代弁するものなのです。
www.pellealvegetale.it